近年インターネットやSNSの普及、また働き方の多様化に伴って採用方法も多種多様に存在します。採用活動を行う中で適切な採用方法を選択することはとても重要なことです。ここでは代表的な採用方法9種類とそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します!
採用方法9つのうち6つの動画解説はこちらから!
採用方法の種類
①求人サイト・求人情報誌
インターネットの求人サイトや求人情報誌などに自社の採用情報を掲載してもらう方法であり、現在もっともメジャーな採用方法です。求人サイトは全業界・全職種を対象とした総合型求人サイトもあれば、業界・職種をしぼったものや利用者を限定したものなど、特化型求人サイトもあり、求人サイトの中でも複数種類が存在します。
掲載コストがかかるというデメリットはありますが、サイトによって価格が異なるため自社の予算に合わせて選択するとよいでしょう。
ホテル・ブライダル業界に特化した転職サイト「バリプラNext」では正社員の求人情報の掲載と、人材紹介サービス、2つの柱で人材募集をサポートいたしますので、ぜひご利用になってみてください!
求人サイト・求人情報誌のメリット・デメリット
〈メリット〉
- 多くの求職者に求人情報を届けられる
〈デメリット〉
- 掲載コストがかかる
- 多くの企業が掲載しているため、埋もれてしまう可能性がある
②ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、企業が求職者に直接アプローチする方法です。求人サイトのように求職者の応募を待つのではなく、企業側が求職者に対して積極的・能動的にアプローチする「攻めの採用」といわれています。
自ら積極的にアプローチしなければならないため、採用担当者の業務負荷が増えてしまうというデメリットもあります。しかし、最近ではダイレクトリクルーティングの代行サービスを行う企業も増えているため、必ずしも全て自社で負担する必要はありません。
ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット
〈メリット〉
- コストを抑えられる
- 自社に適した人材を直接探すことができる
〈デメリット〉
- 自社が直接アプローチしなければならないため、業務負荷が増える
③就職(転職)イベント
就職(転職)イベントとは、ここでは「合同企業説明会」のことを言います。合同企業説明会とは、様々な業種・業界の企業が同時に集まり、求職者に向けて会社説明会を行うイベントです。
就職(転職)イベントのメリット・デメリット
〈メリット〉
- 多くの求職者に対し、直接アプローチできる
- 自社に興味を持っていなかった求職者にも見てもらえる可能性がある
〈デメリット〉
- 他企業と比較されやすく、自社のブースに来てもらうための工夫が必要
④自社ホームページ
自社専用の採用サイトを作成し、直接エントリーしてもらう方法です。他の採用方法を選択した場合でも、会社に興味をもった方がホームページに訪れることは多いため、伝えたい情報を過不足なく掲載する必要があります。
また、ホームページに訪れてもらうためにSNSを積極的に運用して企業をアピールするなど、他の採用方法と合わせて利用することでより効果的に使用できます。
自社ホームページのメリット・デメリット
〈メリット〉
- 掲載できる情報量に制限がなく、自社の魅力や強味を自由に掲載できる
〈デメリット〉
- 自社ホームページにアクセスしてもらうための工夫が必要
⑤リファラル採用
リファラル採用とは、自社の社員から新たな人材を紹介してもらう方法です。社員からの紹介とはいえ、採用権は会社側にあるので、紹介された人材を100%採用するわけではありません。
リファラル採用のメリット・デメリット
〈メリット〉
- 企業と求職者の間でのミスマッチが起こりにくい
- 早期離職のリスクを低減できる
〈デメリット〉
- 大量採用はできない
⑥アルムナイ採用
アルムナイ採用は、一度離職した人材を再度雇用するという採用方法です。自社での就業経験がある人材が戻ってくるため、即戦力としての活躍が期待できます。
いわゆる「再雇用」になりますので、在籍社員から「辞めても戻ってこれるんだ!」という風に見られ、退職のハードルをさげてしまう可能性があります。そのため、選考基準を明確化し、在籍社員にも理解してもらう必要があります。
アルムナイ採用のメリット・デメリット
〈メリット〉
- 採用後のミスマッチが起こりにくい
- 採用、人材育成のコストを削減できる
〈デメリット〉
- 在籍社員の退職に対するハードルを下げる可能性がある
⑦採用ミートアップ
採用ミートアップとは、求職者と交流を行うことで自社に対する興味や志望度を高めてもらい、応募につなげる方法です。ミートアップは堅苦しい雰囲気ではなく、社員と求職者がフランクに接することができるカジュアルなスタイルが一般的です。
採用ミートアップのメリット・デメリット
〈メリット〉
- 自社についてより深く理解してもらえる
- 採用のマッチング精度を高められる
〈デメリット〉
- 志望度を高めてもらうことが目的であるため、採用までに時間がかかる
⑧SNS採用
SNS採用とは、ソーシャルリクルーティングともいわれ、その名の通りSNSを活用した採用方法です。SNSで会社のアカウントを作成して自社の情報を発信するほか、求職者とSNS上で直接コミュニケーションをとることができます。
SNS採用のメリット・デメリット
〈メリット〉
- 基本的に即時無料で始められる
- 幅広い層の人に見てもらえる
〈デメリット〉
- 炎上リスクがある
- 定期的に投稿する必要がある
⑨人材紹介
人材紹介とは、人材紹介会社に登録している求職者の中から自社が求める人材を紹介してもらう方法です。紹介会社が求職者との連絡を仲介してくれるほか、内定承諾から入社までのサポートも行ってくれます。
ホテル・ブライダル業界に特化した転職サイト「バリプラNext」ではエージェントサービスも行っております。キャリアアドバイザーが自社にマッチする人材を紹介しますので、ぜひご利用になってみてください!
人材紹介のメリット・デメリット
〈メリット〉
- 自社の求める人材を効率的に探すことができる
- 採用担当者の負担を軽減できる
〈デメリット〉
- 採用コストが高い
採用方法の特徴やメリット・デメリットを理解し、自社にあった採用方法を選択しよう!
今回紹介したように、現在採用方法は多くの種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットが異なります。複数の採用方法を掛け合わせることでそれぞれのデメリットをカバーすることもできるため、自社にあった採用方法がどれなのか、採用にかけられる期間や費用といったコスト面にも配慮しながら適切に選択しましょう!
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